『嫌われる勇気』を読む勇気
1年くらい逡巡してついにこの間手に取ったこの本。読めば絶対タメになるはずと思いつつも、今までの自分の価値観を否定されそうで怖くて避けていた。
そもそもタイトルからして心に痛い。嫌われたくない。
でも今「嫌われたくない」と書いたけど、もはやそれがどういう感覚だったか完全には思い出せない、かもしれない。
この頃仕事で壁にぶつかることが多すぎた。苦しかったけど先週『きみはいい子』を読んで、一つのセリフが脈絡もなく頭の中に引っかかり続けた。
『全然だめな教師のぼく。けんかもいじめもとめられない、なさけないぼく。
でも、この子のためだけにでも、がんばりたい。
明日も、学校に来よう。この子のために、来よう。』
ダメな所も受け入れて、なおガンバルのだ。
そう思えるようになって、ちょっと変われた気がして嬉しい。(1upしたな…)
だから『嫌勇』も読んでみるかってなった。よかった。人生の新局面に来た思いだ。