20s

壁に話しかけるような感じで

『嫌われる勇気』を読む勇気

1年くらい逡巡してついにこの間手に取ったこの本。読めば絶対タメになるはずと思いつつも、今までの自分の価値観を否定されそうで怖くて避けていた。

そもそもタイトルからして心に痛い。嫌われたくない。

でも今「嫌われたくない」と書いたけど、もはやそれがどういう感覚だったか完全には思い出せない、かもしれない。

この頃仕事で壁にぶつかることが多すぎた。苦しかったけど先週『きみはいい子』を読んで、一つのセリフが脈絡もなく頭の中に引っかかり続けた。

『全然だめな教師のぼく。けんかもいじめもとめられない、なさけないぼく。

でも、この子のためだけにでも、がんばりたい。

明日も、学校に来よう。この子のために、来よう。』

ダメな所も受け入れて、なおガンバルのだ。

そう思えるようになって、ちょっと変われた気がして嬉しい。(1upしたな…)

だから『嫌勇』も読んでみるかってなった。よかった。人生の新局面に来た思いだ。