20s

壁に話しかけるような感じで

ルビンの壺

昨夜、録画していた「クレイジージャーニー」を見ていた。ゲストが松本人志に「いつ、どうやってネタ作りをしている?」って聞いていた。

対して「もう30年くらいずっとやってきたことだから、どうやってネタを作るとか意識したことがない。いつも頭のどこかではネタになるものを探している。」というようなことを言っていたのだ。私は、自分でも不思議なことに、それを聞いてホッとしたのだった。

 

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私の仕事は自分ではけっこう気に入っていて、うまくいかないけどうまくなりたくて、割といつも苦しんでいて、この間も書いたけど帰宅してからの平日の趣味の時間も何だか気晴らしを無理にやっているようで、有名な「ルビンの壺」じゃないけど、白いところに集中していても、裏返し的に仕事の影を意識していることが多くて。全然気晴らしになっていなかった。今思うと無理に仕事のことを忘れようとしていたんだと思う。

 

松本人志の言葉を聞いて思ったのは、「ずっと仕事のことを考えていたっていいんだ。」ということ。

私だっていつも仕事のアイデアを探している。だって切実にうまくなりたいから。だけどそれは仕事にとらわれ続けるということではなく、頭の片隅にはいつも向上心のカケラを置いておきたいのだ。

 

それで逆にちょっと肩の力が抜けた。ここは「逆に」と言っていいところだと自分でも思うけど。けっこう私はマジメなんである。